【英文書書くならロングマン】Longman Dictionaryで英語脳を作る4ステップ

Longman Dictionary

英会話が上手な人は、英語のことを日本語にいちいち訳さずに英語のまま理解していると言われます。英語が話せなかった時は、

  • 「日本語が母国語なのに英語を英語で理解するなんて無理」
  • 「頭で訳さずに英語を理解できるのは子供の時から勉強している人だけ」

と思っていました。

しかし、あることをはじめてから、大学に入ってから英語を始めた私も、英語を英語で理解する事が出来るようになりました。

最初は半信半疑でやり始めたのが、次第に英語がどんどん脳に飛び込んでくるようになりました。今回は、私が実際に体験したことを元に、英語を英語で理解できるようになってしまう方法をお話します。


1.英単語を英英辞典で調べてノートに書き出す

英語を英語で理解するためには英英辞典を使います。英英辞典とは、英単語の意味を他の英単語で説明されている辞書のことです。

辞書は『Longman Dictionary』使います。

Longman Dictionary
出典:Amazon
English Grammar Master

なぜなら、Longman Dictionary は、最も基本的な簡単な英単語2000語だけに絞っているからです。そして、2000語だけで、全部で30000以上の英語表現を知ることができます。こうした理由から、初心者にはもってこいの英英辞典だからです。

それでは、例として、weekend (週末)を調べてみると、Saturday and Sunday と出てきました。なんとなく、理解できますですよね。Saturday は土曜日、Sundayは日曜日で、つまり週末です。こちらをノートに書いておきましょう。

e.g.) weekend = Saturday and Sunday


2.制限時間5分でどんどん英単語を調べる

ステップ1に従って、あなたが調べたい英単語をどんどん調べていきましょう。最初は日本語で意味を知っているものを調べて、英英辞典に慣れるようにします。

例えば、

apple (りんご)を調べたら、kind of hard round juicy fruit と出てきます。 fruit は意味が分かる。hard もなんとなく意味が分かる。でもroundが分からないとしたら、そこでまた、roundを調べます。

すると、round は ball shaped と出てきました。ballってなんだ?と思ったら、ballを調べます。ball: round object used in games と出てきます。

すると、round が再度出てきました。ここではball の意味が分かってないと、意味が理解できないわけですよね。どうしても理解できない単語は5分間の作業が終わるまで放っておきます。

ここまで、調べた単語と意味をすべて英語でノートに書いておきます。


3.意味が分からなかったものを英和辞典を調べる

5分間たくさん調べてノートに書きだしたものの中で、どうしても英語では意味が分からなかった単語に関しては、ノートの反対側のページから、英単語-日本語の意味を書いておきましょう。

1つ注意点として、英英辞典を調べるうえで非常に大切なのは、意味がわからないものがあったり、意味が確実にわからなくても、気にしないことです。

これは、英語を英語で理解するために、

「英語を英語でなんとなく理解するトレーニング」であって、
「英語をしっかり日本語で理解するトレーニング」ではありません。

英語を英語で理解するためには、現時点ではなんとなく理解するだけで大丈夫です。

また、理解できない英単語をすべて調べる必要もありません。今まで、完璧に英語を日本語に訳してきた人には気持ち悪いかもしれませんが、あなたがこどもだった頃を振り返ってみて下さい。親が言っていたことを完璧に理解してきた人はいなかったと思います。

それでも、なんとなく全てを理解しなくても、毎日日本語に触れながら、次第に日本語を日本語のまま理解することができるようになってきたはずです。英語でも同じ作業が必要なので、リラックスして、完璧を求めない姿勢で、英英辞典に慣れて下さい。


4.英辞典に慣れて共通点を探す

英辞典をたくさん調べていくと、例えば、

Monday: the first day of the week, between Sunday and Tuesday
Sunday: the seventh day of the week, between Saturday and Monday

のように出てきます。

Mondayは first 最初の日、Sundayは seventh 7番めの日ですね。そして、ここで、between Sunday and Tuesday や、between Saturday and Monday となんだかちょっと似ている表現が出てくるのが分かります。

すると、Mondayは月曜日、Sunday (日曜日) と Tuesday(火曜日)だから、betweenは間なんじゃないか?と、知らなかった単語が、英語だけの情報で意味を理解できるようになっていきます。

これは、英語を英語で読み解いている作業になっていくのです。不思議ですよね。日本語が全く書かれていないのに、英語を読み解けるようになります。

そうなると、次に、Wednesday : the third day of the week, between Tuesday and Thursdayとなったときに、すんなり意味が理解できるようになります。

英英辞典を調べれば調べるほど、こういった現象はあなたに起きてきます。そしてこれが、英語を英語で理解する、英語脳が出来ている証拠となります。

もう1つ例を出しますね。

weekday : day other than Saturday and Sunday
weekend : Saturday and Sunday 
weekday は平日、weekend が週末と分かっているとしたら、
weekday : day other than weekend とできますので、
other than ってなんとなく、週末「以外の」って言う意味じゃないのかな?

と分かるようになってきます。

これもまた、英語を英語で学んだ中の気づきなので、英語脳の始まりです。


まとめ

1日5分英英辞典を使うことを続けてみて下さい。4つのステップを踏むことで、かならずあなたの脳に英語脳が作られていることでしょう。

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