ホームステイの魅力は、実際にその国に住む人と暮らしながら、様々な文化に触れることができることだとおもいます。観光でホテルに泊まったり、留学先の寮で過ごす時間とはまた違います。
もちろん学校で語学力を上げることも大事ですが、ホストファミリーと会話をすることで会話能力を上げることができたり、もし将来その国に住むとなった場合、ホームステイ先での経験を活かすことができるはずです。
ホームステイ先での生活はホストファミリーによってそれぞれ異なりますが、どんなことがあるのか、何を用意すればいいか、そもそも費用はいくらほどかかるのか、不安な点が多いはず。
そこで今回は、私が実際にイギリスのホームステイ先で体験してわかったこと、ホームステイ費用をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
1.ホームステイ先で気をつけていた３つのこと
ホームステイはイギリスが初めてでした。私が実際に体験したことですが、これからホームステイをしてみたいと考えている方や、実際にする方に伝えたいことは『日本での習慣がたとえ違っても、その家のルールに従うこと！』これとても大切でした。
その中でも特に感じたことを３つ紹介します。
①お風呂の時間は短いほうがいい
ホームステイ先に着くと、自己紹介や部屋紹介などがあります。家のルールがあれば一緒に伝えてもらえるでしょう。
私の場合は、“お風呂の時間は短く”でした。
日本だと毎日洗ったり湯船につかりますが、イギリスでは多くの人がシャワーを数日に一回浴びて、湯船にはあまりつかりません。
郷に入っては郷に従えということわざがある通り、節水のためにもルールは守りましょう。洗濯物も必要最低限にした方が良いです。
気になる方は、香りの強くないボディミストや香水、布製品用の消臭スプレーを持っていくのがおすすめです。
②発音が違うと伝わらないので自信がない段階では文字を書いて伝える
平日は語学学校、土日はお休みだったので、ホストファミリーに週末の予定を尋ねました。
伝えた文は、
”Do you have any plans this weekend?”
しかしplansがFranceに聞こえたようで、相手には私がフランスに行ってくると伝わっているようでした。
私はその時、ホームステイが始まったばかりで緊張していたので違う表現方法が思いつきませんでした。持っていたのは紙とペン。文字を書いて正しく伝えることができました。
プランは日本語でもよく使いますね。しかしそのままの発音で言ったり、口の動きが正しくないとうまく伝わりません。さらにイギリスはアメリカと発音が異なるものがあります。
発音が苦手だったり、文法が苦手だからといって全く会話しないのはとてももったいないです。その時のフォローとして別の表現も一緒に覚えたり、不安な場合は紙とペンを持っておくと安心だと思います。
③連絡手段はFacebookが主流
日本でよく利用されているLINEはイギリスではあまり使われていません。私は日本でも海外でもよく使われているFacebookを登録してイギリスに行きました。
ホストファミリーもよく使っているようで、急な連絡(帰りが遅くなるなど)はFacebookのメッセンジャーでやりとりをしていました。
また、タイムラインを見ることができるのでどんな人物なのか、最初の自己紹介で伝えられなかった部分もお互い知ることができます。帰国後も近況をタイムラインで確認することができるので、おすすめです。
Facebook傘下のWhatsapp
最近ではWhatsappやほかのアプリも流行っているようです。無理に新しいSNSを始める必要はありませんが、少し距離が近くなるかもしれません。
2.イギリスでのホームステイ費用はいくらかかる？
費用は語学学校や渡航費とセットになっている場合が多いです。
また、ホームステイ先の部屋がシングルなのかシェアなのか、場所によっても大きく変わってくるので、おおよその目安としてみてください。値段はすべての費用(語学学校の学費や渡航費、ホームステイ費用など)を含んだものです。
- 1ヶ月・・・40~70万円
- 3ヶ月・・・70~130万円
- 6ヶ月・・・130~250万円
- 1年・・・・250~400万円
ロンドンなどの都市部であればさらに高くなる可能性があります。
食事についてですが、ホームステイ先では朝・夕出ることが多いです。昼食は語学学校内やその近くで食べることが多いでしょう。イギリスは日本よりもやや物価が高いです。多めに見積もっておいた方が良いでしょう。
また、夏休みや冬休み期間は日本だけでなく海外の学校も休みの期間であることが多いので、より高くなる可能性があります。効率よくするには長い休みを避けてホームステイするのがおすすめです。
3.初めてのホームステイを失敗させない為の3つの重要点
ホストファミリーにお土産を持っていこう
これからお世話になるホストファミリーに日本のお土産を持っていくと、きっと喜ばれるはずです。
特におすすめなのがチョコレート。日本のチョコレートは品質が良く、海外では好評のようです。
- キットカット
- カントリーマアム
- アルフォート
ホームステイ先に小さな子どもがいると分かっていたら、日本のおもちゃもおすすめです。小さなこまやお手玉・折り紙を持って行ったところ、喜んで遊んでくれました。
反対に私が失敗したお土産は、ちらし寿司です。最後の夜に作ったのですが、好みではなかったようです。
和菓子や酢飯など、好き嫌いが分かれるようなものは控えた方が良いでしょう。
なるべく部屋に閉じこもらないこと
せっかくホームステイに来ているのに、自分の部屋にずっと閉じこもって勉強するのはもったいないです。
会話が苦手でも、ホストファミリーから話してくれることもあります。
私がお世話になったホームステイ先では、よくフットボールの試合が流れていました。他の番組だと、話すスピードが速かったりしてうまく理解することが難しいかもしれませんが、スポーツは同じタイミングで盛り上がることができます。
また、「どちらのチームを応援していますか？」など会話も広げることができます。
積極的に英語で会話することが、一番の上達方法です。
イギリスのコンセントは日本の形と違う
日本のコンセントはAタイプ、イギリスはBFタイプです。日本で使われているAタイプは2本差し込みますが、イギリスで使われているBFタイプは3本になっています。
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※ホームステイ先の国によって変わるのでその都度調べましょう。
なので、変換するプラグが必要になります。この変換プラグがないと使うことができません。現地でも買うことができますが、値段が高くなったりするので日本で事前に買っておくことをおすすめします。
また電圧も違います。最近のスマホやPCの充電器は海外の電圧に対応しているものが多いです。
確認をして、対応していないものがあれば変圧器を買っておきましょう。
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お土産を持っていかないって人はいないとおもうんですが、「やりすぎかな、、？」ってぐらいがちょうどいいです。ダイソーで揃えられるものも多いく喜ばれます。
まとめ
ホームステイは決して安くはありませんがその分、人生の中でとても良い経験となります。
日本を離れて海外で生活することは、慣れないことばかりで大変なことが多いです。しかし、失敗しても次に繋げることができれば成長したということ。最初は不安でも、帰るときにはさみしくなっているかもしれません。ぜひ参考にして、チャレンジしてみてください。