英語の数字の読み方について強くなる方法をお伝えします。実は、英語と日本語の数字の読み方はちょっと違います。例えば、1000を日本語では、「1万」と言いますが、英語では、「千が10個ある」と言う言い方で、One thousand と言います。
それに、11/12/13、は「じゅういち、じゅうに、じゅうさん」と10と言う数字に1がついて、じゅういちなんだな、と分かりやすいですが英語では、「eleven, twelve, thirteen」とまったく読み方が変わっていきます。この理由は何なのでしょうか?解説していきます。
1.ティーンエージャーは何歳から何歳まで?
ティーンエージャーと聞くと、日本では、「10代」と考えている人も多いのではないでしょうか?そのため、日本では、11歳や112歳の小学生も、「ティーンエージャー」に含まれると思っている人が多いです。
しかし、英語では、11歳と12歳は含まれません。実は、11「イレブン」、12「トゥエルブ」には「ティーン」と言う発音がないのです。
この理由は、大昔の人々は、手の指を使って数を数えていたのですが、手の指は10本しかなくて、11個目は一つ余る事になります。そこで、11のことを「そして一つ残った」という意味の「イレブン」、12のことを「そして二つ残った」と言う意味で「トゥエルブ」と数えたそうです。
しかし、13以上は、「3と10」「4と10」と数えたので、3や4に10を意味する「ティーン」をつけて表すようになったそうです。つまり、ティーンエージャーは、ティーンと言う読み方がつかなかった11歳、12歳を除く、13歳(thirteen)から19歳(nineteen)であるわけです。
2.英語の数字の読み方は、3つの0で分ける
英語の数字の読み方は、先ほどお伝えしたように、1000が10個で10000と読むなど、日本語とはちょっと違うので、一見複雑かな?と思いきや、実は非常にシンプルでかんたんです。
それは、数字を3ケタごとに区切って、コンマを置いて、その固まりごとに、言い方が決まっているんです。
例えば、
1,000はone thousand (千)
1,000,000はone million (100万)
1,000,000,000は one billion (10億)
1,000,000,000,000は one trillion (1兆)
そのため、3,000は three の thousand があると考えて、three thousand と言います。
では、少しだけ練習をしてみましょう。
4.英語数字を読む練習問題
数字を読む練習問題。
123,456,789
これは、123個の1,000,000の固まりと456個の1,000の固まりがあると考えて、
one hundred twenty-three million
four hundred fifty-six thousand
seven hundred eighty-nine になります。
さて、冒頭の9,381,671,321,495はどうなりますでしょうか?
nine trillion
three hundred eighty-one billion
six hundred seventy-one millon
three hundred twenty-one thousand
four hundred ninety-five
になります。
まとめ
3つの0で区切る数字の言い方に馴れてしまうと、英語の数字の読み方も難しくなくなるので、是非、練習してみてくださいね。
参考文献:『つい人に話したくなる英語のおもしろ雑学』 夢文庫
『スッキリ解消! 英語・素朴な疑問』 マクミランランゲージハウス
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