「英語が話せるようになりたい!」そう思ったらどうしますか?-そう、英語を勉強しますよね?では、勉強した後はどうしますか?案外、勉強したことを実際に使っているという人は少ないのではないでしょうか?
例えば海外旅行の際。普段の学習の成果を発揮できていますか?もしも「自信がなくて・・・」なんて引っ込み思案になっているとしたら、それは大きな損!
ここでは、あなたが勉強したことを積極的に使うことで得られる、大きな効果を紹介していきましょう。
目次
1.インプット/アウトプットの法則
語学の上達の過程において私たちの脳は、まずInputそしてOutputという順番を踏みます。これは子供が言葉を覚える際の順番でもあります。まず何度も聞いて覚え、そして発音して使う。
語学学習でインプット(勉強)した後は、それを使うことが脳への定着には不可欠です。だから私たちは、レベルに関わらず積極的にインプット(勉強)したものを使わなくてはならないのです。
2.実際の勉強が役に立つという実感
誰しも勉強をする目的は、自分の知識を広げると同時に、そこから何らかの喜びを得るためです。
苦痛を得るためだけに我慢して勉強する人はいません。一時の苦痛を我慢しても勉強するのは、その先に得られる喜びがあるからです。ならば、学習した英語を積極的に使うことで、自分が勉強して身につけたものが実際に役に立つという実感を得ることは、今後の学習意欲を大いに掻き立てると共に、私たちに楽しさと大きな喜びを与えてくれます。
楽しいと感じると脳は積極的に勉強するため、以降の勉強の効率もグンとあがります。
3.英語を話すことに慣れるには優しい環境
なんでも新しいものごとをはじめて上達するには、そのものごとに慣れることが不可欠です。語学も例外ではありません。
上達するためにはまず、その言葉を話している自分に慣れること。積極的に英語を使うことで、海外で英語を話す自分に慣れ、少しずつ自信がついていきます。
4.失敗や通じないことに慣れる
失敗を嫌って行動しない―これは特に日本人に顕著にみられる特徴だと言われています。語学学校のクラスでも、間違っていても平気で発言するラテン系の人たちに比べると、日本人は100%自信がなければ口をつぐんでしまう、または、一度口にして通じなければ二度目は言わずに黙ってしまう。
これは、大変損なことです。例え間違っていても、大抵の場合失うものは何もありません。それどころか、間違いを指摘されることで自分の間違いに気がつくことが出来るのです。
通じないこともそう。一度言って通じなければ、通じるまで繰り返すこと。
そうしていくことで、間違ったり通じないという状況に慣れ、人は動揺しなくなります。これは語学においてだけでなく、ほかの場合にも言えることです。
恥をかくことに慣れると、人間は一回り大きくなれるのです。
5.外国人と話す成功体験になる
片言でも英語で話しかけると、そこから会話が始まる。一説によると、コミュニケーションに与える影響度として、身振りや姿勢、表情などボディランゲージが55%を占めるといわれ、声のトーンやスピード・呼吸などが38%、そして言葉や話の内容そのものは7%なのだそうです。
内容はなんでもいい、明るく話しかけることで、異文化に属する人との会話の楽しさを発見するところから始めましょう!
6.新しい人と場所に出会う喜びを体験
旅行は人を陽気で明るくします。旅の途中で出会った人同士の会話も自然と明るくポジティブなものになります。英語で旅行者同士会話をしたり、現地の人と話したりすることで、楽しい雰囲気になるだけでなく、そこから面白い話・お勧めの場所、彼ら自身の国や文化の話、いろんなことが聞けるかもしれません。新しい出会いは多くの新しいことを運んで来てくれます。
7.新しい自分に出会う喜び
英語を使って海外で様々な国の人たちと話していると、自分でもそれまで気がつかなかった新しい一面を発見することがあります。新たな言語は時に、新しいパーソナリティーをももたらしてくれるのです。
8.価値観が変わりやすい
英語は現在、世界共通語として様々な国で教えられ、様々な人たちによって話されています。ということは、英語を話すようになると、それだけ多くの人たちと接する機会が得られるということです。自分とは話す言語も文化も違う人に触れることで、私たちは多くのことを学びとることが出来ます。話す内容ではないのです。大切なのは、話そうとする姿勢です。
9.頭が切り替わる
日本語ではない言葉を話すことで、私たちは頭の中にスイッチを2つ持つことになります。一つは日本語のスイッチ、もう一つは英語のスイッチ。
そのスイッチは言語のスイッチとしてだけでなく、時に頭を切り替えるスイッチとしても活用することが可能で、いいアイディアや違った考えが浮かんでくるのを助けます。
10.ひとまわり大きな自分に出会える
英語を話す環境に自分の身を置くことは、勇気が必要だし、失敗や恥じらいを捨てる心、違いを受け入れる心も不可欠です。ではその先には何があるのでしょうか?その先にあるのはひとまわり成長した自分です。英語を話すことは、語学を学び生かすということだけでなく、様々なシチュエーションを乗り越えて自分を成長させることでもあります。
程度はどうあれ、海外旅行で少しでも英語を話すことで、私たちはその入口に立つことが出来るのです。
まとめ
いかがでしたか?英語を学び、実際に使用するということは、語学を習得する以上の効果を私たちに与えてくれます。
実際私自信も、英語を使い始めてから、世界がグンと広がり多くの新しい出会いを経験しました。自分の世界を広げるはじめの一歩、それは積極的に英語を使うということです。
さあ、皆さんもまだ見ぬ新たな世界に向かって、大きなfirst stepを踏み出しましょう!
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