日本人の英語発音の弱点2つ目は、【sh】 と 【s】 の発音です。【sh】は日本語の「シ」に近い発音なので、通じやすいのですが、【s】の発音は少し工夫が必要なので、苦手な人が多い発音です。
高校時代、私の友達で英語が大得意のTakeru くんがいました。Takeruくんは、英語が得意で点数も高いのに、外国人の先生に、いつも「君の英語は通じないよ」と言われていました。
その理由は、Takeruくんは、she と see の発音が全く一緒だったからです。she も see も、日本語の「シー」と言う発音で発音していました。外国人の先生は、Takeruくんの発音を必死で直そうとしました。その理由が、こんな現象が実際起こりうるからです。
目次
1.sh と s の発音の違いが誤解を生んでしまう例
例えば、Please take a seat. (腰かけ下さい。)と丁寧に言ったつもりが、発音が違うために、外国人には、
Please take a shit. (う●ちをして下さい。)となってしまう、こんなこともあります。
また、先ほどのTakeruくんの例のように、see と言うべきところをsheと言っていては、外国人も相手が何を言っているのか分かりません。さて、あなたがそんな恥ずかしい思いをする前に、今から、しっかり【sh】と【s】の発音をしっかりできるようにトレーニンをしましょう。
2.seeとsheを3分でマスターできる5つのトレーニング
音声を真似して練習しましょう。
①まずは【sh】と【s】の発音を単独でやってみましょう
s は、ボールに空気を入れていくような音
shは、口をちょっとすぼめて日本語の「シ」と同じような音
ワンポイント:どちらも空気がもれているのがわかりますか?
②実際の単語の中に含まれる英単語で行ってみましょう
she see she see she see
ワンポイント:自然な呼吸のように発音できたら合格です。
③文尾に含まれる英単語で発音練習をしてみましょう
push pass push pass push pass
ワンポイント:語尾にあるので、気を抜かずに最後の音をしっかり決めましょう。
④sh と sの発音が両方含まれる英単語で発音練習をしてみましょう
seashore shakes
ワンポイント:大袈裟に発音しながら、shとsの音の違いを体感しましょう。
⑤英語フレーズの中で練習してみましょう
She can see milkshakes by the seashore.
ワンポイント:ステップ1~4までしっかり練習してきたら、できるはずです。出来ない部分は苦手なステップに戻って練習しましょう。
まとめ
sh と sの発音はかなり大事です。特に、she 「彼女は」とsee「見る」は毎日の会話に必ず出てくるくらい頻出度が高いので是非マスターしてくださいね。
コメント