【1日10分】英文法嫌いな私が高得点をとれた効果的な2つの勉強法

英文法 勉強法

私は英文法が大嫌いでした。高校生のとき、週に3時間もある英文法の授業が苦痛でたまらなかったです。

そんな私がTOEICの問題がスラスラ解けるようになった方法を今回は紹介します。この方法だと、英文法が苦手でも、語彙力が少なくても、1日10分、シンプルな勉強方法で英文法力が身につきます。

とてもシンプルで簡単な方法ですが、効果は抜群なので是非英文法のレベルアップに役立ってください。


勉強法①.英文法書は問題集1冊に絞るべし

あなたが今、英語の文法書を読むという方法で勉強をしているなら、今すぐ問題集を解く学習に切り替えましょう。なぜなら実践で役に立つ英語を身につけることに全くの無意味だからです。

以前、私も通っていた高等学校で、5cm以上もある分厚い英文法書を何冊も使っていました。こんな英文法書、ドラえもんの暗記パンみたいに、ヤギになって食べなければ覚えられないよ!と真剣に思っていました。

英文法書の問題集を1冊にすべき理由は、とても簡単で明確です。英文法書と睨めっこするより、問題集を繰り返し解く方が、確実に英語の文法力が身につくからです。

英語を話せるようになった今、「英文法を覚えるために文法書なんていらない。」とハッキリと言えます。文法の構成にどれだけ詳しくなっても、実際に英文法力がついているわけではありません。だから問題集は1つに絞り繰り返し解き理解を深めた方がよっぽど意味があると気づいたのです。

ちなみに私が実際に使っていたおすすめの問題集は英文法 標準問題精講』です。

英文法標準問題精講 新装4訂版
英文法 勉強法
出典:obunsha
公式サイトはこちらから
価格 : 950円(税込)
英文法問題集としては異例のロングセラ-の書で、出題形式別に4編に分け、各編を10日間、計40日間で終える構成が、人気の理由になっています。(引用:公式サイト)

外国人の視点から言えば、『英語を他の授業で例えると、体育だ』と例えられます。この例が意味することは、 英語とは、知識を暗記するのではなく、実際に使って覚えるものだということです。実践で役に立つ英語を身につけることに勉強の目標を変えれば方法が変わるのは当然。

とてもシンプルな方法ですが、以外にも盲点。たくさんの問題集を持たないと不安という心情もわかりますがぜひその中から信頼できる1冊を絞ってみて下さい。

勉強法②記憶した英文法を長く脳に保存する2つの方法

1.短期間で覚えたい時10・24・1・1・6の法則を使うべし

退屈な英文法は、短期間で一気に覚えたいものですよね。そこで大切なのが復習です。当たり前のことを言ってるようですが、大切なのはどのようなタイミングで復習をするのか。そこで、「10・24・1・1・6の法則」の出番です。この法則を使って、決まったタイミングで復習を5回やることで、詰め込んだ短期記憶を長期記憶として脳に定着させることができるのです。具体的には次の頻度で復習をして下さい。

  • 1回目の復習:10分後

  • 2回目の復習:24時間後
  • 3回目の復習:1週間後
  • 4回目の復習:1か月後
  • 5回目の復習:6か月後

人間の記憶力は学習直後にピークを迎え、その後何もしないでいると忘れてしまします。むやみに復習を行うより、上記のタイミングで復習をすることで英文法が身についていきます。

2.1日10分と決めて毎日やる

理論上、上記の方法はとても有効的に使える法則です。しかし、なかなか難しいのではないでしょうか?

そこで法則を応用したのが、問題集を1日10分と決めて毎日やる。それでは、実際にどのように勉強するのか。

問題集を決めた時間内、間違えた問題があっても止まらずに最後まで解きます。その際、間違えた問題にだけ「ー」のマークをつけていきます。次の日は、間違えた問題新しい問題を決めた時間内最後まで解きます。その際、再び間違えた問題には「|」のマークをつけていきます。(5回間違えた問題は正の字になります。)

上記の勉強法を繰り返していきます。毎日問題集を解いていくうちに、文法が知識ではなく体に身につき、問題がスラスラと解けるようになっていきます。それは、一時的なものではなく、長く脳に保存されます。


まとめ

知識を暗記して文法の構成に詳しくなっても、英文法は身につきません。英文法をマスターするためには、問題集を一冊決めて、間違えた問題を繰り返し解き続けることです。その上で1日〇〇分、毎日勉強と復習をすることが重要です。

とても普通の方法ですが、実際にやって頂ければ数カ月で予想以上に自分の英文法力がアップすることを体感できます。特に受験勉強中の方は、英文法はこの方法を行うだけで得意科目にすることができますよ。